一般社団法人日本食品自動化協会
2級は食品工場の自動化をこれから進めていこうとしている方向けの内容になっており、自動化実施するために必要な考え方や、最低限の知識が問われる級です。また、これから食品製造業で働こうと考えられている方々でも理解しやすい内容となっておりますので、人材派遣企業などに登録されている方々や学生の皆様にもおすすめです。
⇒新入社員の方⇒人材派遣企業などに登録されている方
⇒学生(高校生、専門学生、大学生)⇒一般の方
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食品工場の自動化には、全体のプロセスや考え方を理解することが重要です。品質管理や原材料管理の考え方等、食品工場ならではのプロセスや考え方をしっかりと身につけておくことが自動化を成功させる近道となります。
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自動化の前提として、自社工場の課題を正確に把握する力が必要です。ボトルネック工程は何処か、省人化、省力化できそうな工程は何処か等、現場の課題を正確に把握することが自動化の第一歩です。
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発見した課題に対して、同自動化、DX化していくことで課題解決を行うかを提案していかなければ自動化は進みません。また、自動化提案をするためには設備投資や減価償却などお金についての知識も必要です。
工場に配属される前の知識のない状態で、今の人手で行っている作業を当たり前として捉えてほしくない。そんな想いから、工場での自動化の基礎知識を学ぶために導入しました。
QCD=品質・コスト・納期の3本柱の知識が工場で働くうえで非常に重要になってきます。自動化する中で、QCDを理解したメンバーで自動化を推進してもらえることで失敗しない自動化を実現できるようになりました。
くら寿司株式会社マネージャー 小中様
入社してからずっと手作業でやっていた。自動化をする方法を知らなかった。
そんな考え方が、検定を学んでからパート社員の意見に声を傾け、装置メーカーと一緒に自動化検討を進めていける人財が育成できました。
1億円の売上=300万円の利益=1名の省人化という考え方が非常に勉強になっりました。工場では売上に貢献できませんが、利益に貢献することは出来ます。自動化する中で、品質はおろそかにせず、適正なコストで費用対効果を算出し、お客様に安心・安全を届けれるようにこれからも自動化を進めていきます。
三島食品株式会社包装職長 室井様
これまでは機器の仕様説明が中心でしたが、検定で品質管理・生産管理の考え方を学んだことで、「導入すると何が良くなるのか(品質・コスト・生産性)」まで含めて説明できるようになりました。
個々の機械提案にとどまらず、お客様の現状を分析したうえで、製造ライン全体の改善提案ができるようになっています。今後は、メンテナンス対応だけでなく、お客様の課題解決まで踏み込んだ提案を行えるよう、学びを深めていく予定です。
株式会社 なんつねエンジニアリングチーム鹿谷 様孫 様山下 様藤井 様
講義を通じて、一部の設備を新しくするだけでは改善にならず、ボトルネックを把握したうえで工程全体を見る視点が身につきました。部分最適ではなく、全体の流れから改善点を考えられるようになっています。
品質・コスト・納期の考え方を学んだことで、パッケージや機械の提案時に「現場にとっての効果」まで含めて説明できるようになりました。今後は食品工場への訪問を増やし、学んだ内容を実務で活かしていく予定です。
株式会社 シンギ大阪支店サブリーダー上村 様
講義を通じて、「何のために自動化するのか」を明確にする重要性を理解しました。その結果、設備ありきではなく、目的・効果から話を組み立てた提案ができるようになっています。
会計管理の学びを通じて、設備投資の考え方や費用対効果の説明がしやすくなりました。お客様と効果を共有しながら、導線改善や備品提案も含めた“働きやすい工場づくり”を提案しています。
エフピコイシダ株式会社代表取締役社長 濱田 様
生産管理の学びを通じて、QCD(品質・コスト・納期)の観点で自動化の進め方を整理できるようになりました。設備の話だけでなく、導入の目的や優先順位を整理した提案がしやすくなっています。
検定で得た知識を土台に、今後もお客様に対して自動化提案を継続していく方針が明確になりました。国内外の顧客に対し、現場課題の解決につながる提案を進めていく予定です。
株式会社山善 TFS支社 西日本事務所リーダー 溝尾様営業支援室リーダー 西村様
品質管理
消費者の認識、法律関連、食品衛生法、改訂食品衛生法
営業、マーケティング、開発、購買、工場以外の部門役割
QCDの概念や影響要素、体系図や設備計画、保全について
バスタブ曲線、データの種類、QC7つ道具
製造機器の導入の流れ、導入目的の定義
プロセス重視な予防的品質管理の重要性
実例①ジャケット式タンク・ニーダー ②自動計量器③横ピロー包装機 ④検査装置実例 ⑤搬送工程(コンベア)部署を横断した設備導入計画書の書き方
生産管理
原材料ロス、歩留まり率管理、人件費管理
サイクルタイム、タクトタイム
QCD別目的、自動化対象製品の選定手法、工場内レイアウト
回収期間と人件費推移の相関
業者選定理由書、電気設備技術基準書、要求仕様書
議事録の重要性、メーカーに目的が伝わる自動化検討書
メーカーから提案された構想図の良し悪しと確認事項
会計管理
手作業から機械化への歴史から紐解く付加価値と労働整備
稼働率と不良品率の関係
小ロット多品種生産と生産性の関係
食糧自給率と原材料、為替と輸入物価
世界から見た日本の食品産業と人口動態
消費と投資の違い、インライン製造とボトルネック
経営方針から見る設備投資の評価とリスク
減価償却の意義とルール
企業規模別の補助金、借入金と利子
予算作成と投資回収計画、設備投資後の出費
数値データを分析するための道具としてQCの七つ道具があります。言語データを分析するための道具として有用なツール群の名称として正しいものを選びなさい。
A. 新QCの七つ道具 B. 5S活動 C. PDCAサイクル D. なぜなぜ分析
選択肢の中で付加価値を別の言葉で言い換えたものとして正しいものを選びなさい。
A. 売上 B. 事業主 C. 独自技術 D. 利益
生産管理に含まれる3大要素とは「品質管理」、「納期管理」と何か?
A. 生産管理 B. 設備管理 C. コスト管理 D. 情報管理