一般社団法人日本食品自動化協会

食品工場で働くうえで必要となる、

基礎知識や現場のルールを学べる検定です。

3級は、食品工場に入社したばかりの方や、入社後1年程度の方を対象とした内容です。

食品工場の仕事の流れをはじめ、安全・衛生・品質に関する基本的なルール、

日々の業務に必要な基礎知識が問われる級です。

こんな方にオススメ

食品プロジェクトマネージメント検定3級は、こんな方におすすめの検定です。

食品工場に入社したばかりの方

新入社員教育の内容を
統一したい企業の方

安全・衛生・品質に関する
基本的なルールを学びたい方

食品製造業に従事したことがない方にとっても理解しやすい内容となっております。

食品プロジェクトマネージメント検定3級で
身につく3つの能力

1

食品工場の仕事の
流れが分かる

食品工場で働くためには、自分が担当する作業だけでなく、原材料の調達から製造、物流、販売、消費までの流れを理解することが大切です。
各部署や製造工程の役割を学ぶことで、自分の仕事が製品の安全や品質、工場全体の生産活動にどのようにつながっているかを理解できるようになります。

安全・衛生・品質のルールに沿って
行動できる

食品工場では、現場の人の安全を守ることに加え、安全で品質の安定した製品をつくることが求められます。
労働災害を防ぐための基本的な考え方や5S活動、個人衛生、交差汚染の防止、洗浄・殺菌などを学び、ルールの目的を理解したうえで適切に行動する力を身につけます。

現場の異常や問題に気づき、
適切に報告できる

食品工場で起こり得る安全・衛生・品質・生産性に関する問題を、具体的な事例を通して学びます。実際の現場をイメージしながら、作業に潜む危険やムダ、品質に影響する要因を見つけ、改善方法を考える力を身につけます。
決められた作業を行うだけでなく、「もっと安全にできないか」「もっと効率よくできないか」を自ら考え、上司や周囲の方へ改善を提案できる人材を目指します。

検定内容

カンタン
3級
受検資格
なし
出題内容
食品工場で働くために必要な、安全・衛生・品質・改善の基礎知識
教材
教科書+解説動画
標準学習期間
1か月(総学習時間12時間想定)
受講期限
3カ月(90日)
試験項目
オンライン:4択選択式 50問
合格基準
100点満点中80点以上
合格証明書
あり(オンライン配布)
受験料
10,000円(税抜)「団体料金:9,000円(税抜)」
再試験費
1回限り:3,000円(税抜)
合格者の姿
現場の課題に気づき、改善を提案できる人材
※ 団体料金は、10名以上でのお申込み時に適用となります。

3級カリキュラム内容抜粋

第1章

序章

  • 第1節本講座で学ぶ内容

  • 第2節期待される社員像

  • 第3節食品工場の役割と働くための基本姿勢

    • 3-1工場全体と各部署の役割の理解
    • 3-2製造工程全体の流れの理解
    • 3-3安全・安心な製品づくりへの姿勢
第2章

現場意識・心構え

  • 第1節ルールを守ることの重要性

    • 1-1社内規則・現場ルールの確認
    • 1-2ルールが定められている理由の理解
    • 1-3ルールを守ることの重要性
    • 1-4現行ルールをより良くするための視点
  • 第2節社内コミュニケーション

    • 2-1報告・連絡・相談の基本
    • 2-2他部署との情報共有
第3章

安全

  • 第1節労働災害の現状

    • 1-1全産業における労働災害の状況
    • 1-2食品工場で起こりやすい労働災害の特徴と事例
  • 第2節工場での安全対策

    • 2-1安全教育と安全作業標準の理解
    • 2-25S活動による安全な作業環境づくり
  • 第3節安全対策の実務

    • 3-1ヒヤリ・ハットの発見と共有・ハインリッヒの法則
    • 3-2リスクアセスメントの基本
    • 3-3危険箇所の特定と改善案策定
  • 第4節法規制・その他

    • 4-1労働安全に関する法令
    • 4-2労働安全衛生法
    • 4-3労働安全衛生規則
第4章

衛生

  • 第1節衛生管理の目的

    • 1-1労働衛生と食品衛生の違い
    • 1-2食品衛生事故の事例
    • 1-3フードセーフティとフードディフェンス
  • 第2節食品工場での衛生管理

    • 2-1個人衛生の実務
    • 2-2食品衛生の7S
    • 2-3食品衛生の実務
  • 第3節食品安全を守る管理の仕組み

    • 3-1一般衛生管理の基礎
    • 3-2HACCPによる重要工程管理
    • 3-3ISO・FSSCによる食品安全マネジメント
第5章

品質

  • 第1節品質管理の基礎

    • 1-1品質管理担当部署の役割
    • 1-2製造工程で作り上げる品質
    • 1-3全数検査と抜き取り検査の考え方
    • 1-4数値管理による品質管理
  • 第2節管理手法・管理技術の基礎

    • 2-1管理基準が設けられている理由の理解
    • 2-2管理方法の妥当性を確認
    • 2-3検査機器、測定機器の基本
第6章

現場改善・自発的行動

  • 第1節コストの構造基礎

    • 1-1売上・原価・利益の考え方
    • 1-2生産性と現場改善の考え方
    • 1-3価格の決まり方と原価の考え方
    • 1-4固定費と変動費、損益分岐点の基礎
    • 1-5コスト削減が必要とされる理由
  • 第2節身近な「ムダ」の改善

    • 2-1現場におけるムダの考え方
    • 2-2ムダを減らすための改善手法(PDCAの活用)
  • 第3節改善を継続し、習慣化する

    • 3-1改善案が思い浮かばない理由
    • 3-2改善につながる情報収集
    • 3-3時代の変化を読み取る視点
    • 3-4改善を共有・発表する機会
第7章

終章

3級の試験問題と解答(一例)

問題:

安全、衛生、品質を守るための報告・連絡・相談の使い分けとして、次のうち、適切なものを一つ選びなさい。

A. 作業完了は連絡し、予定変更は相談し、判断に迷うことは結果として報告する
B. 作業結果や異常は報告し、関係者が知るべき変更は連絡し、自分で判断できないことは相談する
C. 作業結果は相談し、原材料の不足は報告し、判断に迷うことは関係者へ連絡する
D. 予定変更は相談し、設備の確認結果は連絡し、判断できないことは作業後に報告する

答え:B. 作業結果や異常は報告し、関係者が知るべき変更は連絡し、自分で判断できないことは相談する

問題:

計量工程では、原料袋を床に近いパレットから持ち上げ、腰より高い計量台へ載せる作業を毎日繰り返しています。負傷には至っていませんが、複数の現場の人から、作業後に腰へ違和感があるとの報告がありました。継続的な改善案として、適切なものを一つ選びなさい。

A. 担当者を一定時間ごとに交代し、一人当たりの持ち上げ回数を減らす
B. 保管位置や計量台の高さを見直し、補助具で持ち上げる動作を減らして、対策後に再評価する
C. 原料袋を二人で持ち上げるルールを定め、作業前の声かけと手順確認を記録する
D. 正しい持ち上げ姿勢の教育を行い、作業開始前に身体の状態を確認してから作業する

答え:B. 保管位置や計量台の高さを見直し、補助具で持ち上げる動作を減らして、対策後に再評価する

問題:

設備や器具の洗浄と殺菌について、次のうち、適切なものを一つ選びなさい。

A. 殺菌で微生物を減らしてから洗浄を行い、残った汚れと洗浄剤を取り除く
B. 見た目の汚れを洗浄で落とせば、殺菌は異常が発生した場合に行う
C. 殺菌は汚れと微生物の両方を取り除くため、決められた薬剤を使えば洗浄を省略できる
D. 洗浄で汚れを落とした後、必要に応じて殺菌で微生物を減らし、決められた条件を守る

答え:D. 洗浄で汚れを落とした後、必要に応じて殺菌で微生物を減らし、決められた条件を守る